コーヒーの楽しみ方
コーヒーを楽しむ時、まず初めに決めたいのは抽出方法です。
ここでは代表的な抽出方法を6つ上げています。
迷われた時は一番手軽でオーソドックスなハンドドリップをまずおすすめします。
また、ドリンクの種類の幅が広がるエスプレッソマシンがあると楽しみが増えますし、
お家にいながらカフェメニューが手軽に楽しめます。
使用するコーヒー豆について
もちろん抽出するコーヒー豆は『焙煎したてのコーヒー豆』がおすすめです。
市販の安価なコーヒー豆(粉)は多くの場合『コマーシャルコーヒー』と呼ばれる
ランクの低い安価なコーヒー豆を使用していたり、
高品質のコーヒー豆を少量ブレンド(30%)したコーヒー豆が主流です。
本来ブレンドコーヒーとは高品質の豆同士を掛け合わせ狙った味を出すものです。
また焙煎してから流通されるまでのリードタイムが長い場合がありますので、
残念ながらコーヒー本来の香りやフレーバーが感じられない事があります。
カモメロースタリ東京が『焙煎したて』にこだわる理由はここにあります。
コーヒー豆は焙煎してから徐々に酸化が始まります。
酸化するに従ってコーヒーが持つ香りや風味は失われていきます。
数あるロースタリーで『おすすめのコーヒーはどれか?』と質問した時に
銘柄ではなく『豆のまま』の状態のコーヒーを勧められたことはないでしょうか?
ロースタリーが『豆のまま』での販売をお客様にお勧めするのは
粉の状態のコーヒーに比べて、酸素に触れる面積が少ない豆の状態の方が
コーヒーの香りと風味を保てるためです。
私たちロースタリーは良質な豆を仕入れ、
本物のコーヒーの香りと風味をみなさんにお届けしたいのです。
コーヒー豆の焙煎度について
コーヒーの焙煎度は一般的に
浅煎り、中煎り、深煎りがあります。
極深煎りはアイスコーヒーやエスプレッソを抽出し、
ミルクなどを加えてアレンジコーヒーを作る場合に
使用される焙煎度です。
コーヒー豆は浅く煎ると酸味が強く、
深く煎ると苦味やコクが増していきます。
サードウェーブコーヒーは浅煎りの傾向が強いですが、
最も酸味と苦味のバランスがとれているのは中煎りで、
一般に流通しているコーヒー豆はこのタイプが主流です。
カモメロースタリ東京では
焙煎度はロースト時に生じる「ハゼ」と
コーヒー豆の「色」によって判断しています。
コーヒー豆はローストしていくとパチパチと音をたて始めます。
この1回目の音が「1ハゼ」と呼ばれ、1ハゼが終わり
しばらくすると今度はチリチリと小さな音がします。
これを「2ハゼ」と言います。
1ハゼの途中で煎り止めすると浅煎り
1ハゼと2ハゼの間で煎り止めすると中煎り、
2ハゼの途中で煎り止めすると深煎りとなります。
極深煎りは2ハゼが終わった状態で煎り止めしたものです。